どうも、ふみやさんです。
疲れていても眠れない。寝る前にスマホを見ていて、目がさえて眠れない。でもたまにだから、病院へ行くまでもない。
ふと立ち寄ったドラッグストアで「睡眠の改善に」と書かれた市販薬を目にして買ってみようと思ったこともあるかと思います。
ちょっと眠れない…そんな時は助けになってくれるかもしれない睡眠改善薬ですが、注意点もあります。
どういう成分、商品があるか
主に医薬品に分類される「ジフェンヒドラミン」という成分と漢方薬とサプリメントに分かれます。
ジフェンヒドラミン
抗ヒスタミンと呼ばれる成分はもともとはかゆみなどのアレルギー症状などに使われる成分です。その成分には眠気を引き起こす副作用がありますが、それを逆手にとって、睡眠改善薬として使われています。
ドリエルは就寝前の服用により、寝つきが悪い、眠りが浅いといった一時的な不眠症状の緩和に効果をあらわします。布団に入ってもなかなか寝つけないときに。
寝つきが悪い、眠りが浅いといった一時的な不眠症状の緩和に効果をあらわします。直径7mmの服用しやすい小型のフィルムコーティング錠。
ウットは、精神の興奮や神経衰弱などの鎮静を目的とした薬。
製品ごとの成分量比較
成分表/1回量 | 【ドリエル】 | 【ネオディ】 | 【ウット】 |
ジフェンヒドラミン | 50mg | 50mg | 25mg |
ブロモワレリル尿素 | 250mg | ||
アリルイソプロピルアセチル尿素 | 150mg |
ドリエルとネオディは一緒だが、ウットは鎮静寄りの成分が多めに配合されている。
ブロモワレリル尿素とアリルイソプロピルアセチル尿素は過剰摂取により中毒症状を引き起こすことがあるので、用法用量を正しく守って服用するようにしましょう。
ストレスや不安といった症状を合併している場合はウットだが、それ以外ならドリエルやネオディを選択するとよいでしょう。
ジフェンヒドラミンは一過性の不眠症に用いられますので連用すると耐性ができてしまい、効かなくなる報告がありますので注意です。
漢方薬
神経症やストレスなどで乱れた症状を整えて、眠りを促すような生薬が配合されている。
緊張や不安からイライラしたり、気分が悪くなる方の神経症状を緩和します。神経がたかぶって「寝付きが悪い」「夜中や早朝に目が覚める」といった不眠症状を改善します。
仕事や家庭のストレスなどで心身が疲れている方に適したお薬です。5種の生薬からなる漢方処方「酸棗仁湯(サンソウニントウ)」が、心身のバランスを整え、続く不眠を治していきます。
アロパノールは抑肝散エキス、漢方ナイトミンは酸棗仁湯エキスとなる。
抑肝散は抑肝散は、体力中等度をめやすとして、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症……神経症、不眠症、小児夜泣き、小児かんしゃく(神経過敏)、歯ぎしり、更年期障害、女性ホルモンの変動による心身の不調を指す「血の道症」に有効。
酸棗仁湯は「酸棗仁湯」は、体力が低下して、心身が疲労している人の不眠の改善によく用いられる。神経症、自律神経失調症による不眠の治療などにも用いられています。不眠のタイプとしては、特に覚醒と睡眠のリズムが乱れて、夜間目が冴えて眠れない、夢見が多い、熟睡感がないといった症状があるような場合に適します。抑うつ、不安、焦燥感などの精神状態をともなうことが多い。
サプリメント
アミノ酸である”グリシン”が含まれており、すみやかに深睡眠をもたらし、睡眠の質の向上(熟眠感の改善、睡眠リズムの改善)や、起床時の爽快感のあるよい目覚め、日中の眠気の改善、疲労感の軽減、作業効率の向上に役立つ機能があります。
医薬品は少し怖い、漢方薬は味が苦手などの心配がある方は味の素(株)から販売されているサプリメントが候補に挙がる。
グリシンはアミノ酸の一種で生体内では中枢神経における抑制性の伝達物質で知られており、適正量摂ることで睡眠の質を向上させます。
寝付きをよくするというよりかは、眠れるけど疲れが取れない、寝た気がしないなどどいった症状に適しているでしょう。
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