どうも、ふみやさんです。
新型コロナが流行りだしたとき、一時期体温計が売り切れになった時期がありました。
そんな中、婦人体温計は少し残っており、時折、普通の体温計と「何が違うの?」「女性しか使えないよね?」とこんな質問もちらほら。
今回はそんな疑問に答えるべく、まとめてみた。
体温を測るのならどちらも使える
結論から言うと「どちらも体温計として使える」という点。
ざっくりその性能を言うと
【体温計】
- 少数点第1位まで測定(例:36.7℃)
- 実測式と予測式に分かれる
- 婦人体温計に比べて安い
【婦人体温計】
- 少数点第2位まで測定(例:36.72℃)
- 基礎体温測定に向いている
- 普通の体温計に比べて高い
とまぁ、婦人体温計は細かい数字まで測れるということなので、おおよその体温を測るだけならどちらでも構わない。
以下は普通体温計と婦人体温計の詳細についてまとめる。
普通体温計:実測式と予測式
普通体温計は「実測式」と「予測式」に分かれる。
実測式体温計
実測式はその測定部位が、もうこれ以上、上がりきらない温度まで待つことで体温がでる。
つまり、ワキでの検温なら10分以上、口なら約5分待つことで体温が測定できるという仕組み。
予測式体温計
予測式は実測式の欠点であった「時間」を短縮した体温計。体温の上がり具合を予測することで短時間で測ることができる。わずか10秒~20秒。朝が忙しいパパママもニッコリ。
そして、予測式はしばらく測っていると自動的に実測式に変わる。実測式の機能を持ち合わせているので購入するとすれば、予測式を購入すれば事足りる、ただその分、実測式のみの体温計よりも値段が高い傾向にある。
まとめるとこんな感じ。
【実測式】
- 測定にある程度時間がかかる(5~10分ほど)
- 予測式より値段が安い
【予測式】
- 10~20秒で測定結果がでる
- 実測式の機能も併せ持つ
- 値段が実測式よりも高い
ちなみに耳で測るタイプもある。
耳式は「耳内温」を測るのだが、そこから発する赤外線の量を測ることで、なんと1秒ほどで結果が出るというもの。小さい子供ちゃんなんかはワキや口にやるには、嫌がることも多いので耳で1秒で測れるならこちらのほうが断然いい。
ちょっと割高だけど、キティちゃんのものもある。
婦人用体温計
婦人用体温計は「基礎体温」を測る用に設計していることもあり、小数点第2位まで測定できる。
正常な排卵を行われている健康な女性は低温期と高温期を約2週間ごとに繰り返す。
排卵を行うと高温期に切り替わるわけだが、その体温の差が0.3~0.5とわずかな違いのため、少数点第2位まで測れる婦人用体温計が適している。まとめると
【婦人用体温計】
- 小数点第2位まで測れるため、排卵時の基礎体温の変化を細かく見ることができる
- 測るのは口
- 一般用と同じく体温は測れるが、口で測るため、ワキで測るよりも少し体温が高く出る傾向にあるため、参考程度にすること
やはり、細かく体温を測れるということもあり、お値段はやや張る。といっても妊活には準必須なので、致し方ない。
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