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種類
先発名(成分名)
ピバレフリン(ジピベフリン)
の1成分。
作用機序
眼内でアドレナリンへ変換され、交感神経刺激作用を示す。
交感神経刺激作用により、総合的にシュレム管からの眼房水の排出促進と眼房水産生の減少を促す。(主にα2刺激による眼房水産生低下、β2刺激による眼房水排出促進による)
ちなみに参考として毛様体に存在するα1受容体とβ2受容体への刺激は
α1受容体…毛様体血管の収縮➡️眼房水排泄低下(眼圧上昇)
α2受容体…細胞内cAMP減少➡️眼房水産生低下(眼圧下降)
β1受容体…毛様体血管の拡張➡️眼房水産生促進(眼圧上昇)
β2受容体…β1の作用に加え、毛様体筋弛緩➡️眼房水排泄低下(眼圧上昇)
用法

こむこむ
低濃度のものから始めます。
副作用
眼の局所がほとんどで全身症状の副作用が発現したら中止する。
局所の副作用
結膜充血
刺激感、眼痛
全身症状の副作用
頭痛
発汗
蒼白
振戦
その他
•閉塞隅角緑内障には禁忌。
•交感神経刺激薬なので、α1遮断薬とβ遮断薬との併用は推奨されない。
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